診療案内

小さいおちんちん（小陰茎）

体形、顔のつくりなど、人間は人によって様々な形をしています。
ちんちんも大きい子、小さい子がいます。これは個性の一つですが、「小さいちんちん」の中には、形がユニークなちんちん（いわゆる奇形）や日常生活に困ってしまうサイズのちんちんもあり、これらの子たちには治療が必要になります。

小陰茎の判断

ちんちんは目に見える出っ張っている部分と、肉に埋もれている部分があり、それらを計測しなければならず、見た目だけで判断することはできません。
ちんちんをしっかり伸ばして測った長さを、その子の年齢の正常範囲と比較します。
また日常生活に支障がないかどうか、主に立ち小便ができるかどうか、尿線（おしっこの出方）に問題が無いかをお伺いします。

小陰茎の治療

ちんちんが小さいと何がいけないか。
特に正常範囲の中で小さいほうであれば問題ありませんが、小さすぎる場合には立小便ができなくなり、社会的な不具合が生じる可能性があります。
また、形の異常があった場合には尿道下裂など、手術が必要になる場合があります。
奇形は無いがあまりにも小さいちんちんは、各種検査を行い、適応があれば男性ホルモンの筋肉注射でサイズをある程度大きくしてあげることができます。

サイズ、形が気になる場合には、まずお父さんに相談し、やっぱり気になるようであれば受診をお勧めします。
受診のときには必ず母子手帳と成長の記録（身長・体重の経過）をご持参ください。

▼年齢別のサイズ目安