診療案内
新型コロナウイルス感染症
~ コロナにかかった方へ ~
新型コロナウイルス感染症とは?
発熱・頭痛・筋肉痛・全身倦怠感などの軽症から中等症の全身症状が出現します。
鼻汁・咽頭痛・咳・腹痛・嘔吐なども見られます。潜伏期は2~4日、かかった人の咳やくしゃみとともに放出されたウイルスを吸い込んだり、感染者と接触し接触部位を触った手で粘膜に触ることで感染します(飛沫感染・接触感染)。基礎疾患のある小児では合併症を発症することもありますが、健康な小児や成人では通常の風邪症状で落ち着くことがほとんどです。
感染後体内で作られた抗体(ウイルスを破壊する免疫)はおよそ4~6ヶ月で消退します。このため一度かかったからもうかからないというわけではありません。
診断
流行状況を重視し、必要に応じて鼻咽頭の粘液を綿棒でとり抗原を調べる迅速診断検査もしくはPCR検査を行って診断します。(現在PCR検査は実施しておりません)
迅速検査は発熱してすぐには陽性になりにくく、時に偽陰性・偽陽性になるなどの問題もあり、検査をするかどうか、どの検査をいつ行うかは医師が判断します。
治療
基礎疾患の無いもしくはあっても症状の軽い小児患者さんには、インフルエンザのように処方できる治療薬(抗ウイルス薬)はありません。
重篤な基礎疾患のある小児の患者さんが使用する治療薬はありますが、入院患者さんに使用されるものですので、クリニックを受診して診断する方には不要です。一般的なカゼと同様対処療法となります。
《解熱剤》
・バッファリン(アスピリン)、ボルタレン(ジクロフェナクナトリウム)、ポンタール(メフェナム酸)等の解熱剤や、サリチルアミドを成分に持つPL顆粒等の感冒薬は、脳症との関連があるため極力使用を控えます。
・アセトアミノフェン(アンヒバ座薬、アルピニ座薬、カロナール、コカール)は安全とされています。
他下痢であれば整腸剤、咳鼻水には去痰剤など、一般的なカゼと同様の処方となります。
出席停止期間
発症した後、5日を経過し、かつ解熱した後1日以上経過するまで。解熱とは平熱になって24時間以上経過したことを言います。
(発熱した日を0日目と数えます)
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0日目 | 1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | 5日目 | 6日目 | 7日目 | 8日目 |
発熱した日 | 解熱 | 早く下がっても5日目までは出席停止 | 登園可 | |||||
解熱 | 登園可 | |||||||
解熱 | 登園可 |
*日本小児科学会は2歳以下の小児に対するマスク着用は推奨していません。
*マスク着用は義務ではありませんので、患者さんの年齢、発達によってマスクの着用を判断してください。
*PCR検査結果は翌日以降にお電話でご報告となります。結果判明までは患者さんとして扱いますので登園登校はできません。(現在PCR検査は実施しておりません)
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