首元(甲状腺)が腫れている

 

学校検診で、首の前側が腫れている、喉元が出張っている、と指摘されることがあります。
これは甲状腺という臓器の病気が疑われるお子さんたちです。

甲状腺とは

首元に蝶々のような形をした甲状腺ホルモンを分泌する臓器です。
甲状腺ホルモンは大人であれば、体温や心拍数などを調整するために必要なホルモンです。
小児の場合、甲状腺ホルモンは体の成長や知的な発達に必要なとても大事なホルモンです。

甲状腺の病気

主に甲状腺の働きが良すぎる「亢進症」と働きが悪すぎる「低下症」とがあります。

症状

甲状腺の機能に障害が出てくると次のような症状がでてきます。

体重:成長曲線から外れてしまうような増え方、減り方をします
活気・集中力:いつも怠い、常にソワソワしている、成績が下がる、字がうまく書けない
皮膚:脱毛が増える、皮膚の色素が抜けてくる(白斑)、むくみが強くなる
スタミナ:1階から3階の教室に一気に登れなくなる、歩いているだけなのに息切れがする

などなど。

検査・治療

血液検査、画像検査の他に、薬を使った複雑な血液の検査などを行います。
甲状腺の機能に異常があることが分かったら、内服治療を行います。

 

特に小学校高学年以降の子どもたちに多い病気です。
学校検診の精査依頼票をもらった、以前から首の腫れが気になるなと感じたら一度受診されてみてはいかがでしょうか。

当院内科はご予約不要です。

当院内科はご予約不要です。

※小児科の再診を除き、
診療時間内に直接ご来院ください。

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